数学系大学院生の徒然草

関西在住の国立大学院生が学問や人生、日常を徒然なるままに書き記す雑記です。できるだけ有用な記事を嗜むつもりです。

就活~自動車業界の色々 part1~

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どうも!秋山です!

 

前回は、就活~造船業界の色々ということで造船メーカについてまとめましたが

今日は、僕が参加した自動車メーカーの説明会をもとに自動車業界についてまとめようと思います!

 

自動車業界

まず自動車業界についてですが、市場規模は60兆とめちゃめちゃでかいです!

従業員数は全部で20万人で、平均年収は700万弱くらいですね。

一般の労働者の平均年収が440万であることを鑑みるとなかなか好待遇ですよね(笑)

そして、国内での業界1位はトヨタ、2位は日産、3位はホンダとなっております。

ちなみに世界シェア1位はトヨタ、2位はフォルクスワーゲングループ(ポルシェやアウディランボルギーニなど)、3位はGMという塩梅でございます。

僕自身クルマ好きなので世界のメーカーに関してはまたそのうちまとめようと思います(笑)

現在、世界的には自動車の販売台数は伸び続けております。特に北米市場は好調で、アジアの新興国などの市場も大きな成長を見せています。よって、世界規模で考えれば自動車業界は将来性がある業界だと言えますね。

 

では、個々の説明に参りましょう!

 

1.トヨタ(代表車:プリウス、アクアなど)

トヨタといえばグローバルで自動車売上高世界一の日本を代表する企業ですよね。

日本が破綻しない限り潰れることのない企業ということで安定性も抜群です!

 

まず、トヨタの強みは手がけている自動車の種類が豊富であることが挙げられます。

したがって幅広いニーズに応えることができる技術力を有しているということですね。

もう一つ挙げられるのは、豊富な経営資源(ヒト・モノ・カネ・ノウハウ)を持っているということです。つまり、広告・宣伝、研究開発、販売チャネル、顧客サービスなど経営のあらゆる局面で他社よりも優位に展開できるということですね。

ちなみにダイハツトヨタの100%子会社で、スバルの筆頭株主でもあります。

 

次に弱みを見ていきましょう。こんな日本最強企業に弱みなんかあるんかいって感じですが頑張って探しました(笑)

クルマ好きの僕からすると、トヨタの車はおもしろみがない、無難なんですね(笑)

もっと少数派をターゲットにしたへんてこカーなんかを作ってほしいです(笑)

100%私見ですけど(笑)

もう一つの弱みは、大企業ゆえの意思決定の遅さです。

これは大企業ならよくあることですがトヨタも例に漏れずといった感じですね。

それと、北米で大規模なリコールもありましたね。

 

次は就活生的観点からトヨタを見ると、福利厚生は最強です(笑)

休みも多く、社員寮や保養所の充実にも力を入れています。

自動車はもちろん住宅購入割引もあり、特に海外勤務手当はすんごいです。

これら以外にも様々な手当てがあるのですがこれくらいにしておきます(笑)

 

説明会での個人的な感想ですが、やはり優秀そうな方々ばかりでした!

勉強も遊びもこなしてきたぜ!って感じで(笑)

ただ社員の方々は自身に充ち溢れすぎていて、そういう感じが苦手な人にはこの企業は合わないかもしれません(笑)

グローバルに活躍したい!世界の自動車業界を牽引していきたい!

といった向上心・チャレンジ精神の溢れる方には最高の環境ですので是非選考に参加するとよいと思います!

 

以上です!

 

ちょっと長くなってしまったのでここで一旦切りますが、

日産、ホンダ、マツダについても書く予定ですのでそちらもよろしくお願いします!

 

質問や苦情、下ネタなどはどうぞこちらに!

akiyamatakeshi@excite.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

就活~造船業界の色々~

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どうも!秋山です!

 

 

今日は僕自身が就活生ということで、僕が参加したいくつかの企業(今回は造船業界!)の説明会についてまとめようと思います。

 

僕自身まだ就活は終わっていないんですけども、

来年度の就活生などに役立つ情報をお届けできればいいなと思います!

 

 

 

 

造船業

正直、造船業界はオワコン感あります(笑)

中国韓国の安価な造船会社に押されているといった感じです。

実際、日本の造船会社はどんどん造船数が減っていって、「今はプラント作ってるよ」って会社が多いです。

さすがに艦船なんかは日本が造っていますがそれ以外は海外受注が増えつつあります。

これから30年不況に入るって言われてますしね。

 

総評はこれくらいにして次は各社を評価していこうと思います!

 

1.三菱重工

現在は大型客船の建造からは撤退し、中規模の船や、潜水艦、艦船などを建造しています。

勤務地は基本、長崎か神戸ですね。

会社がなくなることはないでしょうけど、造船部門は今後も低迷すると考えられます。

ちなみに説明会の雰囲気では、真面目な人が多かったと思います(笑)

大学の成績も基本は「優」みたいな。

まあ三菱重工は造船以外も色々やってますので他の部門も見てみたほうがいいと思います。実際に就活する際は部門ごとの採用です。

 

 

2.三井造船

造船の受注数が減って今はプラントエンジニアリングをしようとしている企業です。

船のエンジンに強く、また港湾のクレーンなども作ってます。

説明会での社員さんの雰囲気は物静かな感じでした。

それと、残業代などはきちんと出ますが、住宅支援などがなく、社宅などはあるがかなり古いそうです(笑)

急な派遣切りをしたこともあり将来性があるかといわれると少し怪しいかもですね(笑)

 

3.ジャパンマリンユナイテッド

2013年にユニバーサル造船株式会社と株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドが合併して誕生した造船会社です。

他の造船会社にはないような実験施設などもあり、独自の技術力はあるようなのでまあ潰れはしないだろうと。

ただ、まだまだ出来たばかりの若い会社であるため、社内の制度が整えられていない感じでした。

それと説明会での社員さんの勉強不足を感じました(笑)

 

4.古野電機

こちらの企業は、造船会社ではないのですが、船のレーダーなど船載機器をつくている会社で、本社は兵庫の西宮にあります。

勤務地も基本的には西宮ですね。

世界シェアも高く、大きな会社ではないですが世界を相手に商売することが出来ます。

研修や出張などで船に乗る機会も多く、船酔いする人には辛いかもしれません(笑)

社員の方もゆるめの方が多かったように感じます(笑)

ただ、そんなに大きい会社ではありませんが、面接が多くちょっとめんどくさいのが難点ですね。

 

 

いかがでしたでしょうか!

造船業界を志望する就活生に役立てば幸いです。

ほかの業界についてもちょくちょく書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

質問などありましたらどうぞ!

akiyamatakeshi@excite.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数学の研究について

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どうも秋山です!

 

 

今日は僕の研究のことを適当に記事にしようと思います。

「数学の研究って何してんの?」「コンピューターで計算させまくってるだけ?」

みたいなことを僕自身よく聞かれるので記事にしようと思った次第です(笑)

 

まず始めに僕がやっている研究とは、

微分方程式の安定性

 ここで安定というのは、「微分方程式の解が安定=解がある値に収束=解が発散しない」ということですね。

 

もっと言うと、「微分方程式がどのような条件を満たせばその解は安定するのか」という条件を調べています。

特に、数理生物学や交通工学においてよく現れるような微分方程式系について調べています。

 

こんなことを研究している人はたくさんしていると思うのですが、”数学という立場”から研究している人はそんなに多くなく、またかなり難しいと。

計算が超煩雑なのでシステム(連立微分方程式系)に応用するのがほぼ不可能。

したがって僕は、”数学という立場”からこれらの計算の簡単化に挑んでいるという次第です。

まあ研究に関してはこんな感じです(笑)

あんま詳しく説明すると結構ニッチな分野でして論文も投稿していますので調べられると特定されちゃうのでしません(笑)

内容についてはこんな感じ。

 

じゃあ「どうやって研究してんの?」って話ですが、

手計算

です(笑)

(本や論文を調べまくったりもしてるんですけども)

これをいつも言うと「は?」みたいな顔をされるんですがマジです(笑)

むしろコンピューターで計算できないので僕たち人間が手計算でやってるということです。(純粋数学をやっている人ならばみんな手計算かな?)

「なんでコンピューターで計算できへんの?」って話なんですが、

実際のデータを用いてシュミレーションするならばコンピューターを使うのですが、

僕たちは"数学の立場"から研究をしている、つまり”どんな場合にでも応用できる一般論の構築”を目指していると。

 

もっと具体的に言うと、方程式の中の係数が全部文字式なんですね、実際のデータを用いるならばそこが具体的な値だからコンピューターを使えるんですけどそうでないので手計算というわけです。

ひたすら手計算で、対象の方程式に対して色々な計算を試行してうまくいく方法を模索するって感じです。100回試して1回うまくいけば性交みたいな感じで、これが工学系でいう実験みたいなものですね。

 

こんなコンピューターの発達した時代にそんな石器時代みたいなことやってるんやーって感じですけどもやってるんです(笑)

この手計算が様々な科学のベースである数学を発達させているんですよね。

 

とまあこんな感じでちょっとグダグダになりましたが、こんな世界もあるんだよーってことでした。

今後も数学関係については記事にしていこうと思います!では!

 

質問などなにかあれば連絡ください!

akiyamatakeshi@excite.co.jp

 

自己紹介

皆さんはじめまして、秋山です!

僕は関西在住の大学院生(修士2回生)です

 

学部は工学系なのですが研究室は数学系という、茨の道を自ら選んで歩いている最中です(笑)

 

ちなみに研究内容は微分方程式に関するものでして、このブログでは数学に関する内容も色々と記事にしようとも思っています。

 

また、修士二回生ということで絶賛就活中です。数学系の人ならわかると思うのですが、明らかに工学系より不利ですよね(笑)

 

研究内容を説明してもなかなか理解してもらえないですし、質問は応用に関するものばかりで一般論の構築をしている自分としては「そんなこと知らねーよ!」って感じなんですけどそれを言っちゃうと落とされますしね(笑)

 

就活に関する情報や面接などの攻略法などももしあれば教えていただきたいです(笑)

また、本ブログではそれら以外にも僕が普段考えていることなども色々記事にしようと思います。

 

これについて考えて記事書けや!!みたいなんあったらメールください(笑)

それ以外でも数学に関する質問でも今日会ったおもろかったことでもなんでもいいです!

 

よろしくお願いします!

メールアドレス:akiyamatakeshi@excite.co.jp